EigenLayer(アイゲンレイヤー)の世界は専門用語が複雑です。 当サイトでは、投資を始める前にこれだけは押さえておきたい「重要キーワード10選」を解説します。
基礎編
1. EigenLayer (アイゲンレイヤー)
イーサリアムのセキュリティ(信頼)を、他のプロジェクトにも貸し出すことができるインフラ基盤のこと。 「イーサリアムのセキュリティ再利用市場」と考えると分かりやすいです。
2. リステーキング (Restaking)
一度ステーキングしたETH(またはLST)を、EigenLayerを通じて「もう一度ステーキング」すること。 これにより、投資家は「ETHのステーキング報酬」と「EigenLayerの報酬」の二重取りが可能になりますが、リスクも伴います。
3. AVS (Actively Validated Services)
EigenLayerのセキュリティを利用して稼働する「アプリ」や「サービス」の総称。 日本語では「能動的に検証されるサービス」と訳されます。EigenDA(データ保存)やeOracle(オラクル)などが代表例です。
4. オペレーター (Operator)
投資家からETHを預かり、実際にサーバーを動かして計算処理や検証を行う「業者」。 個人投資家は、自分で難しいサーバー管理をする代わりに、信頼できるオペレーターを選んで資産を「委任(Delegate)」します。
トークン・資産編
5. LST (Liquid Staking Token)
「流動的ステーキングトークン」のこと。 LidoのstETHやBinanceのwBETHなど、通常のETHステーキングを行った際に受け取る「預かり証」です。
6. LRT (Liquid Restaking Token)
「流動的リステーキングトークン」のこと。 Ether.fiのeETHやRenzoのezETHなど、EigenLayerでリステーキングを行ったことを証明する預かり証です。現在はLSTよりも、このLRTを使って運用するのが主流です。
7. TVL (Total Value Locked)
そのプロジェクトに「預けられている資産の総額」。 この数値が大きいほど、多くの投資家から信頼されていることを示します。当サイトのトップページでもリアルタイムで追跡しています。
8. $EIGEN (アイゲントークン)
EigenLayerのガバナンストークンであり、将来的にはAVSの監視業務にも使用される「ワークトークン」。 単なる投票権だけでなく、エコシステム全体のセキュリティを支える役割を持ちます。
リスク・仕組み編
9. スラッシング (Slashing)
バリデーターやオペレーターが悪意のある行動(不正や怠慢)をした際に、預けている資産の一部が没収されるペナルティのこと。 リステーキングを行うと、このスラッシングのリスク条件が増える点に注意が必要です。
10. ポッド (Pod)
EigenLayerにおいて、ユーザーの資産や引き出し権限などを管理する単位(容器のようなもの)。 EigenPodを作成することで、ネイティブETHのリステーキングが可能になります。