EigenLayerとは何か(超入門)

更新日:2026-02-04
この記事の範囲:仕組みの入門解説(価格・将来予想は扱いません)

3行まとめ

EigenLayerは、Ethereumの上に追加される仕組みで、既存のステーキング経済(担保)を活用しながら、新しい分散型サービス(AVS)を動かしやすくする考え方です。
「自分専用チェーンを立ち上げて一からセキュリティを集める」負担を減らし、開発者がプロダクトに集中しやすくする方向性を持ちます。
公式ドキュメントでは、EigenLayerを“Ethereumの上に乗る追加レイヤー”として説明しています。

EigenLayerが解決したいこと

ブロックチェーン系サービスを作るとき、理想は「安全で、分散していて、検証できる」ことです。しかし現実には、新規プロジェクトが最初から十分な担保・運用者・仕組みを揃えるのは大変です。
EigenLayerは、この立ち上げコストを軽くする方向性を取り、開発者が“自前で全部そろえる”のではなく、Ethereum上の仕組みを土台にして拡張していく発想を提示しています。

「Ethereumの上に乗る追加レイヤー」とは

公式の概念ページでは、EigenLayerが「Ethereumの上に追加され、開発者が独自のネットワークやサービスを作る際に必要なコストや複雑さを重複して抱えなくてよい」ようにする、と説明されています。
ここで重要なのは、「EigenLayer=新しいL1」ではなく、あくまでEthereum上のスマートコントラクトを中心にした仕組みとして語られている点です(後述のガバナンスも含め、オンチェーンの制約下で設計されています)。

EigenLayerでよく出てくる3つの登場人物(予告)

EigenLayerの理解は、次の3つを押さえると一気に楽になります。
・Restaker(リステーカー):担保(ステーク)側
・Operator(オペレーター):実際に動かす運用者
・AVS:検証したいサービス(分散型サービス)

この3つの関係は、次の記事で図解します。

EigenCloudという言葉が出てきたら

最近は「EigenCloud」という言葉も前面に出ています。これは、EigenLayerが目指す統合的なプラットフォームのビジョンとして説明されており、“プログラム可能な検証(programmable verifiability)”を開発者が扱いやすい形にまとめていく方向性が語られています。
初心者のうちは「EigenLayerの発展方向を表す大きな旗」くらいでOKです。まずはEigenLayerの基本概念を固めましょう。

よくある誤解

誤解1:EigenLayerは“どこかの取引所サービス”
→ 公式には、主にEthereum上のスマートコントラクトとしてのプロトコルとして説明されています。

誤解2:EigenLayerは“何でも無条件に安全にする魔法”
→ 安全性は設計・運用・ルール(特にスラッシング等)に依存します。あとで詳しく扱います。

リスクと注意(投資助言ではなく一般的な注意)

・公式リンクの確認:コミュニティ参加やサポート導線は、公式ドキュメントの案内から辿るのが安全です。
・拡張機能の偽装:ウォレット系拡張のなりすまし被害が報告されています。必ず提供元・URL・配布元を確認してください。

FAQ

Q. EigenLayerは何の上で動きますか?
A. 公式では、Ethereumの上に追加レイヤーとして機能すると説明されています。

Q. まず何を理解すればいい?
A. Restaking、Operator、AVSの3点セットです。次の記事で整理します。


よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

2017年に暗号資産に興味をもつ。Defi運用、エアドロ活動でSTRK, ZRO, ZK, OBT, LINEAなどのトークンをゲットした実績あり。現在は、次のメインストリームとなるEIGENをリステーキングしつつ、アルトシーズン待機中。

コメント

コメントする

目次